突然ですが、弊社には、私より年下ですが、入社20年のベテラン従業員Mがいます。
そのMに仕事を頼むと、ほとんどの仕事をこなしてくれ、とても助かっています。
そんなある日、公共工事の発注があったので応札をしていました。
その際、配置予定技術者届という書類を一緒に提出する必要があります。
その技術者を従業員Mにしていました。
そして数日後です。
今年度初、待望の公共工事を受注しました。
そしてその日、発注者から電話がありました。
庭木の伐採
2017年12月完成、場所はうきは市浮羽町朝田地内で施主は個人様です。
庭木の伐採の依頼を受けました。
枝などが電線に触れている部分は、九電やNTTが枝打ちなどを行いますが、その他は持ち主が行う必要があるそうです。
樹木は、油断しているとすぐ大きくなり、個人では手に負えなくなるので、早めの処理をお勧めします。
発注者から電話があったのでした。
その電話の内容ですが、配置技術者である従業員Mは、いったい何才なの?
と、言うのです。
なぜそんな事を聞かれるのか不思議でした。
それは、配置予定技術者届に記入していた内容によるものでした。
その書類に、雇用年月日を書く欄があるのですが、平成10年と書くべきとこを、なんと昭和10年と書いていたのでした。
それに対し、
(Mさんって100才近いの?)
と、発注者は思ったのでしょう。
世の中には「老舗」という、いい言葉があります。
実際、従業員Mを100才近くまで雇用し、弊社を「老舗」と世間から呼ばれたいものです。
2018年8月16日