突然ですが、先日、あるマンション新築工事に伴い、その一部の工事を行いました。
その施主様(K様)は実業家の女性社長で、一度もお会いすることなく工事は完成したのでした。
そんなこともあり、食事会を福岡市内で開催する運びになりました。
それを提案されたのはK様で、
(仕事をさせていただいた上、今度の食事会の費用も支払っていただくことになるのでは?)
と、脳裏に浮かぶのでした。
なので、念のため包みを持って行きました。
そして当日です。
すこし店の前で待っていると、セレブはやって来ました。
そのたたずまいは、頭にサングラスに丈の短いワンピース。
そして上着は、革のジャケットの半袖姿でした。
この時、革ジャンに半袖が存在することを初めて知るのでした。
そして、その横には、ダンディーな方がご一緒でした。
その方は、マンションのオーナー(T様)で、お仕事はテレビ局関係とのことでした。
食事会会場(炉端百式)です。
そして清算のときです。
いち早くその場から居なくなったK様は、案の定、支払いをされていました。
そのことに気が付いた私は、
「払わせて下さい!」
と、言うも、やはりそれは叶いませんでした。
なので、店を出た際、K様のバッグに、包みをそっと忍ばせました。
が、それに気が付いたK様は、
「なによこれ!」
と、言うと、それを四つ折りにし、私のジャケットの胸ポケットに入れ込むのでした。
セレブにはとても適いませんでした。
さて、二次会に行きます。
実はその席に、もう一方いたのですが、そのもう一方が、割り箸を燃やし始めました。
そして、それを消し、その炭となった部分でひげを書き始めました。
が、うまく書けません。
なので、なんと、油性マジックでひげを書きました。
そして、割り箸で鼻を上げ、谷村新司を熱唱しました。
その流れで、私、そしてT様も、油性マジックでひげを書くことになったのでした。
とても楽しい時間でした。
大変お世話になりました。
その後皆さんと別れ、私一人、中洲の夜に更けるのでした。
その後、いい加減、宿泊先のカプセルホテルに帰るのでした。
ここで、私の宿泊時のルールを説明します。
それは、どんなに飲んでいても、ゆっくりと部屋で一人、仕上げの酒を飲むことです。
そこで、いけないことでしょうが、それを持ち込みました。
そしてそれを、プシュ!と開け、口にします。
それから、それを置こうと思いますが、置く場所がないのです。
それから、それを持ったまま、うつらうつらと。
そしてです。
それを落下させてしまいました。
そして、それを立て直し、口にします。
それから、それを持ったまま、うつらうつらと。
そしてです。
それを落下させてしまいました。
その二回の落下の影響で、もはや布団は、化粧水をたくさん含んだコットンのようでした。
その後、そこに熟睡するのでした。
そしてあくる朝起床すると、
私の全身は、みずみずしいのでした。
カプセルホテルのスタッフの皆さま。
大変申し訳ありあせんでした。
そして帰郷後です。
メガネをケースに直そうと探しますが、見当たりません。
そう、ホテルに忘れてしまったようです。
そのメガネケースは、娘からのプレゼントで大切なものです。
なので、それを送ってもらいました。
ちなみに前回、同じ場所に宿泊した際は、
コンタクトを忘れてしまいました。
カプセルホテルのスタッフの皆さま。
たびたびお手数をお掛けしました。
2018年6月15日