突然ですが、私は自称ロッケンローラーです。
そのロックは、一旦、演奏が始まると、ギターの弦が切れたり、ドラムのステックを落とすなどのトラブルが起きても、決してそれを止めることは許されません。
なぜなら、それが止まった瞬間、もはやロックではなくなるからです。
このことは、かの、シーナ&ロケッツのマコっちゃんも言っていました。
なので、それを抑制するため、私は日々、練習を行っています。
その場所は、自宅のガレージの片隅にある、小さな小屋です。
その小屋は、私専用で、その扉は私以外開けません。
そんなスペースで、5分ほどの練習曲を流し、歌いながらドラムを叩くのでした。
話は変わりますが、先日、高三の次女が、卒業旅行に行きました。
その際、適切な大きさのスーツケースがないとのことで、それを貸してあげていました。
スーツケースにすべてつめこんで~♪ですね。
進入路改修工事
2017年7月完成、場所はうきは市浮羽町朝田地内で、施主は個人様です。
水田や農機具小屋に行く進入路が、老朽化により通行が危険な状態でした。
既設コンクリートをはぎ取ってみると、地盤が陥没していました。
側面の石積を積み直し、陥没箇所を埋戻し十分締め固めました。
その後、表面をコンクリートで覆いました。
さて、私はいつものように、5分ほどの練習曲を流し、歌いながら、そして叩いていました。
それから、その曲が2分ほど経過したぐらいでしょうか?
ふと、小窓をのぞくと、スーツケースを抱きかかえた高三の次女の姿が見えました。
そう、卒業旅行を終え、それを返しに来たのでしょう。
が、私は、歌って叩いている最中。
それを止めるわけにはいきません。
すると、外にいる高三の次女が、
「お父さん!」
と、呼ぶのです。
が、私は聞こえないふりをして、歌い、そして叩きました。
すると、外にいる高三の次女が、
「お父さん!!」
と、先ほどより大きい声で叫ぶのです。
が、私は聞こえないふりをして、先ほどより大きい声で歌い、そして叩きました。
するとです。
小さな小屋の扉が、
「ドォーン!」
と開きました。
そして、高三の次女が、
「これ、どこに置くと!」
と、
私はおどろきで、演奏を止めてしまいました。
そう、ロックではなくなった瞬間です。
2018年3月7日