注連原橋高欄設置工事


注連原橋高欄設置工事

注連原橋高欄設置工事

注連原橋高欄設置工事
高欄工事
橋工事

民間土木工事施工事例

工事詳細情報

住所

福岡県うきは市浮羽町田篭

工事内容

高欄設置工事

コンクリート打設、型枠工、化粧型枠、鉄筋工
飾り高欄設置、側部足場、橋銘板取付工

施工日

平成24年

コメント

他業者が橋を架けたのち、弊社が橋の両端の高欄(転落防止用壁)を設置する工事でした。施工手順は、まず橋の両端に作業に必要な足場を掛け、高欄の強度を高めるため鉄筋を組立てます。その後、型枠を組立てるのですが、今回の型枠は少し特殊で、化粧型枠と呼ばれるものでした。それは、在来工法で使用されるコンパネ(木製のパネル)を建て込んだのち、板状の発泡スチロールに模様が施されているものを貼り付けます。

型枠組立完了後、生コン車(コンクリートを運んでくる車)でコンクリートを現場まで運び、ホッパー(鉄の箱)の中にコンクリートを流し込み、そのホッパーをクレーンで吊り、そして目的地である型枠の中に移動しそれを流し込みます。

数日後、コンクリートが硬化し強度が確保されたのち、型枠を解体します。すると、予めコンパネに貼り付けていた発泡スチロールの模様が、コンクリート表面に現れます。その後更に、コンクリート天端に、予め模様(今回は御影石模様)が施された鉄製の手摺を設置します。コンクリートと鉄製の手摺に模様が描かれたことにより、少しおしゃれな高欄が出来上がりました。

 

上記の鉄製手摺の色を決めるに際、2枚の色見本を商社(手摺製作会社)に用意させました。1枚は少し色の薄い御影石模様。そしてもう1枚は少し色の濃い御影石模様。その2枚の色見本を参考に、発注者にどちらかを選んで頂きました。結果、少し色の薄い御影石模様となりました。早速そのことを商社に伝え、製作させることにしました。

するとです。商社が、「2枚とも全く同じ色ですよ!」と、
そう、2枚が弊社用。
そしてもう2枚が発注者用に用意したんだそうです。薄く見えたり濃く見えたのは、光の当たり具合だったのでしょう。その後、もちろん、今現在もそのことを、発注者に伝えていません。

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